お店前の公園から見た昨日の夕日

生後2~3ヶ月ぐらいになって、急に赤ちゃんがおっぱいを吸ってくれなくなったという相談をよく受けます。お母さんは、今までずっと吸ってくれていたのになぜという思いですよね。環境が変わったり、なにか集中できない原因があるのかもしれませんが、思い当たる節がない時もあります。周りがよく見えてきて、新生児の時とは違うこんな様子もひとつの成長かもしれません。

こんな時は、授乳のタイミングと授乳姿勢を少し見直してみましょう。お腹がとことん空いてくれると飲んでくれるのではないかなと思いがちですが、なかなかうまくいきません。こんな時は、赤ちゃんの機嫌がよく、お腹が空きすぎていないときに授乳をチャレンジしてみましょう。寝起きのボーっとしているときもタイミングとしては良いです。頃合いを見て、スキンシップでリラックスさせてから授乳すると飲んでもらいやすいでしょう。

授乳姿勢はどうですか。
授乳の時間だからと無理やり飲ませようとするのではなく、母子ともにリラックスできる姿勢で、楽な授乳を試みてください。縦抱きやリクライニング授乳もおすすめ。横抱きより肌の触れ合いが多くなり、赤ちゃんがリラックスしやすいといわれます。赤ちゃんがなかなか落ち着かないときは、スリングなどであやして少し落ち着いた時に、そっと含ませてみるのも良いかも。

一時的に嫌がるようなことがあっても、本来、お母さんのぬくもりは大好きなもの。お母さんの焦りや不安は赤ちゃんに伝わってしまうことがあるので、焦らずにリラックスして関わっていきましょう。少し哺乳の量が少なくても、一時的なら大丈夫。困ったなと思ったら、いつでもご相談ください。一緒に考えていきましょう。

赤ちゃんが母乳を吸ってくれなくなった